
アジングをはじめるとき、ロッドの次に悩むのが「リール選び」ではないでしょうか。
釣具屋さんに行くと、同じリールでも「2000番」「2500番」「ハイギア」「ローギア」など、見慣れない言葉が並んでいてパニックになりますよね。私も釣りを始めたころ、店員さんに聞くのが恥ずかしくてとりあえず安いのを買って失敗した経験があります(笑)。
この記事では、アジング初心者の方に向けて、リール選びで絶対に知っておきたい知識とおすすめ商品をわかりやすく解説します。西日本の漁港・堤防でのアジングを10年以上続けてきた経験をもとに、リアルな情報をお伝えします。
1. アジングリールの基本知識
リールの役割をおさらい
リールとは、ラインを巻き取るための道具です。アジングでは、軽いジグヘッド+ワームを使うため、リールには以下の性能が求められます。
- 軽さ:長時間の釣りでも疲れにくい
- 滑らかな巻き心地:繊細なアタリを感じやすくする
- ドラグ性能:アジが走ったときにラインを出して対応する
スピニングリール一択でOK
アジングで使うリールは、スピニングリール一択です。ベイトリールという選択肢もありますが、アジングの軽量リグには不向きで、初心者には扱いにくいです。迷わずスピニングリールを選びましょう。
2. 番手(サイズ)の選び方
番手とは?
リールの「番手」とは**リールのサイズ(大きさ)**を表す数字です。数字が大きいほどリールが大きく、ラインをたくさん巻けます。
アジングでよく使われるのは以下の番手です。
| 番手 | 特徴 | アジングでの用途 |
|---|---|---|
| 1000番 | 最軽量・コンパクト | 軽量タックル重視・港内の近距離戦 |
| 2000番 | バランスが良い・最も汎用的 | アジング初心者に最もおすすめ |
| 2500番 | ライン容量多め | 遠投・大型アジ・波止の際釣り |
初心者は「2000番」を選ぼう
アジングでは**2000番(または2000S・2000SS)**が最もバランスが良く、初心者に向いています。
理由はこちらです。
- 軽くて長時間の釣りでも疲れにくい
- アジングに必要なライン量(150m前後)をしっかり巻ける
- 対応するロッドが多く、組み合わせを選びやすい
西日本の一般的な漁港・堤防アジングなら、2000番で困ることはほぼありません。
3. ギア比の選び方
ギア比とは?
ギア比とは、リールのハンドルを1回転させたときに、ラインをどれだけ巻き取れるかを示す比率です。
| 種類 | ギア比の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| ローギア(パワーギア) | 4.5〜5.0:1 | 巻き取り量が少ない・重いものを巻きやすい |
| ノーマルギア | 5.0〜5.5:1 | バランスが良い |
| ハイギア | 5.8〜6.2:1 | 巻き取り量が多い・手返しが速い |
| エクストラハイギア | 6.2以上 | 最も速く回収できる |
アジングにはハイギアがおすすめ
アジングでは**ハイギア(HGと表記)**が使いやすいです。理由は以下の通りです。
- ジグヘッドをすばやく回収して手返しよく釣れる
- スラック(糸ふけ)をすぐに回収でき、アタリを感じやすい
- 巻き速度を落とすことはできるが、遅いギアを速くすることはできない
初心者のうちはつい「ノーマルギアでいいかな」と思いがちですが、アジングにおいてはハイギアの方が使い勝手が格段に良いです。私も最初ノーマルギアを使って、後からハイギアに替えて「こんなに違うのか!」と驚いた経験があります。
4. その他の選び方ポイント
重さ(自重)
アジングは繊細な釣りで、リールの重さがダイレクトに疲労感に影響します。目安として200g以下のリールを選ぶのがおすすめです。軽ければ軽いほど感度が上がり、長時間釣りでも腕が疲れにくくなります。
ドラグ性能
アジは意外と引きが強く、急に走ることがあります。細いラインを使うアジングでは、**スムーズに動くドラグ(フロントドラグ)**が重要です。安いリールはドラグが粗くラインブレイク(ラインが切れること)しやすいので、ある程度の価格帯(5,000円以上)のものを選ぶのが無難です。
ベアリング数
ベアリングとはリールの回転を滑らかにする部品です。数が多いほど巻き心地が滑らかになりますが、価格にも影響します。初心者の場合は4〜6個以上あれば十分です。
シャロースプール
アジングで使うPEラインは細く(0.2〜0.4号)、浅いスプール(シャロースプール)の方がライントラブルが少ないです。「S」や「SS」の表記があるモデルはシャロースプール仕様なので、アジングには向いています。
5. おすすめアジングリール3選
長年アジングをやってきた私が実際に使って、または信頼できると感じたリールを厳選しました。予算別に紹介するので、参考にしてください。
1. ダイワ レガリス LT2000S-XH
予算:8,000〜10,000円
ダイワのエントリーモデルの中でも特に軽量で、自重185gと200g以下を実現。LTコンセプト(軽量・タフ)採用で、長時間の釣りでも腕への負担が少ないです。XHはエクストラハイギアで、ラインの巻き取りが速くアジングの手返しに優れています。
スペック
- 自重:185g
- ギア比:6.2(エクストラハイギア)
- ベアリング数:5+1
- 最大ドラグ力:3kg
2. シマノ アルテグラ C2000SHG
予算:15,000〜18,000円
「少し良いものが欲しい」という方へのステップアップ筆頭モデル。Xプロテクト(防水性能)搭載で、雨の日や波しぶきが当たる場面でも安心して使えます。巻き心地の滑らかさがナスキーから明らかにアップし、アジの繊細なアタリを感じる能力が向上します。
スペック
- 自重:200g
- ギア比:6.0(ハイギア)
- ベアリング数:6+1
- 最大ドラグ力:3kg
3. ダイワ フリームス LT2000S-XH
予算:15,000〜18,000円
ダイワのミドルクラスで、マグシールド搭載による防水・耐久性が魅力。自重175gと非常に軽く、アジングの長時間釣行でも疲れにくいのが最大の強みです。西日本の堤防・漁港での夜釣りに特に向いています。
スペック
- 自重:175g
- ギア比:6.2(エクストラハイギア)
- ベアリング数:6+1
- 最大ドラグ力:3kg
6. まとめ:アジングリール選びのポイント
ここまでの内容を整理すると、アジングリール選びのポイントはシンプルです。
- 番手は2000番が初心者に最も扱いやすい
- 自重は200g以下が理想、疲れにくく感度も上がる
- 予算8,000〜10,000円ならレガリスが鉄板
- 本格的にやるならアルテグラ・フリームスへのステップアップがおすすめ
リールはロッドと同じくらい釣果を左右する大事な道具ですが、アジングでは感度を重要視し、ロッドに予算を割いた方が良いと思います。本格的にやる中で大型アジを狙う場合や(ドラグ性能が重要になる)、長い目で見て耐久性が欲しいならハイクラスリールを選ぶのもありです。
ぜひ自分に合ったリールを見つけて、西日本の漁港でアジをたくさん釣ってください!
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